一流のビジネスマンになるためには、筋トレ以外に普段から細胞レベルのケアが必要。そこで、男性美容研究家の藤村岳さんが現代の男性がすべきケアを解説する。
今月のテーマ 「夏の頭皮ケア」
高機能ケア製品とAGA治療で健康的に豊かな髪をキープ!

紫外線ダメージが強い夏こそ始めどき!
細胞レベルで効かせる注目の方法とは?
今どき洗髪時に爪を立てて闇雲にゴシゴシこすっているなんて人はいないだろうが、ついおざなりになってしまいがちなヘアケア。ドラッグストアのセールで適当に買った安売りのシャンプーで済ませていないだろうか? 薄毛に悩んでいても適切な対処さえすればまだまだ挽回のチャンスはあるという。今回は、そんな迷える男の救世主を紹介しよう。

教えてくれる人
藤村 岳さん
男性美容研究家。独自の理論で男性美容の在り方を提唱し、TV出演や講演、雑誌での執筆、All Aboutではメンズコスメのガイドも務める。ドクターにも積極的に取材をし、男性更年期など健康分野にも造詣が深い。著書は『一流の男はなぜ爪を手入れするのか』(宝島社刊)。M.E.オンラインでも連載開始。
薄毛に悩む人、必見!最新のヘアケア事情
いつの世も男性にとって薄毛は深刻な悩み。引け目を感じるから眉唾な民間療法に頼ったり、怪しげな謳い文句のものにだまされてしまう。今や、薄毛や脱毛は解決できる時代になり、あきらめてしまうのはもったいない。まずは普段のケアから教えてもらおう。
「シャンプーを直接、頭皮につけるのはNG。必ず手に取ってぬるま湯と軽く混ぜ、イラストのようにしっかり泡立てると、脱毛リスクが低くなります。順序はニオイの巣窟の後頭部から。次に手を熊手のように開いて下から上へと引き上げるように側頭部を洗い、最後に繊細な頭頂&前頭部を指の腹で優しくジグザグに小刻みに動かします」と藤村さん。洗髪を1とするならすすぎはその3倍の時間をかけ、たとえ髪が短くてもコンディショナーなどで保湿するのも大切なポイントだとか。
大人にはプレミアムオーガニックスキンケアとして新登場するイトリンのヘアケアがお勧め。髪と同じアミノ酸系でノンシリコンのシャンプーと洗い流す美容液コンセプトのトリートメントだ。「年齢とともにツヤやハリが失われる髪と頭皮にエネルギーを与えてくれ、特に白髮に悩む人も試すべきブランド」だそう。
もっと積極的なケアを望むかたに藤村さんが推奨するのはアヴェニュー六本木クリニックで受けられるモザイクヘアーというレーザー治療。「内服薬のプロペシアで、男性ホルモンが”5αリダクターゼ”によって脱毛原因DHTに変わるのを抑え、さらにモザイクヘアーなどマシンや他の薬を用いてさらに発毛させることも可能です」と寺島洋一院長も太鼓判を押す。なんと心強い答えだろう。
「前向きになることが何よりも重要。現在は選択肢が増え、髪で悩んでいるヒマがあればさっさと解消し、その分を仕事やプライベートに時間を使ったほうが有意義です」と藤村さんは指摘する。