
これまでに日本人がまだ30数名しか宿泊したことがないという極上のリゾートがインドネシア・スンバ島にある。それがニヒ スンバだ。バリ島からわずか1時間のフライトで、豊かな大自然と独自の文化に恵まれたスンバ島へ到着。3回シリーズの最終回は、ニヒ スンバで楽しむ優雅なアクティビティと、興味深いローカルカルチャーを知るツアーを中心にご紹介しよう。
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マリンリゾートを楽しむためのプログラムの数々

ニヒ スンバの魅力は海岸沿いの絶景がすぐそばという立地だ。エメラルドグリーンの海を眺めながら、散歩も食事もアクティビティも心行くまで楽しむことができる。海のアクティビティはサーフィン、スノーケリング、海と川でのサップ下り、ダイビング、スピアフィッシング、深海魚釣り、カヤック、ブギーボード、ウエイクボードなど、申し分のないラインアップ。いずれも経験豊富なインストラクターが付き添ってくれるので、未経験の方も尻込みせずに、チャレンジしてほしい。

筆者が体験したのは、60分程度のサップ。スタンドアップパドルとも呼ばれる、サップはパドルを使うサーフィンだ。サーフィン経験のない筆者でも、最初はボードの上に正座して、左右交互にパドルを漕ぐと、意外とスムーズにボードは前へ前へと進んでくれる。
慣れてくれば、片方のひざを立て、少しづつ、立ち上がるための練習を始める。しばらくすると立ち上がっても、意外とひっくり返ることは少なく、なんとかなるのが面白い。ポイントは視点を足元ではなく遠くへやること。波に揺られ沖へ連れていかれそうになっても、インストラクターがボートでついてきているので、ご安心を。