柄を上手く使えば、洒落感と奥行きがコーディネートに生まれ、コース上でも存在感を醸し出せる。ポイントは合わせるアイテムの色と柄のサイズ。この2つさえ抑えておけば、柄使いも恐くはない。

ジャケスラ感覚でコーディネートを組み立てよう
「ワントーンよりカジュアルな柄ものは、スーツより自由度の高いジャケットに近いものがあります。ですから、いつものジャケット感覚で着こなせば、コーディネートはそれほど難しくありません。
まず柄は2つ以内、色は3つ以内に絞ることがセンスよく見せるコツ。柄は1つでもいいのですが、2つを掛け合わせることでコーディネートに奥行きが生まれ、より洒脱な印象に仕上がります。このとき柄同士のピッチに大差をつけて、2つの柄を遠ざけて配置するとバッティングすることなく調和がとれます。もちろん、柄色の1つを他で拾うのは柄合わせの基本。
上記のルールを参考に、帽子やグローブなど小物でも変化をつけて、ジャケパンスタイルの気分で着こなしてみてください」(ファッションディレクター 森岡さん)