“音のプロ”が聴き比べて検証・・・完全ワイヤレスイヤフォンで”最高の音”は楽しめる?
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完全ワイヤレスフォンの詳細と評価をチェック!(写真6枚)
[MEN’S EX 2018年2月号の記事を再構成]
撮影/竹内一将、若林武志、村上 健 構成・文/甘利美緒 文/礒村真介、星野勘太郎、安岡将文 取材協力/小野島 大
※表示価格は税抜き
1 ソニーのWF-1000X
聴く音楽のジャンルを選ばない、今回の個人的ナンバーワン
宇多田ヒカルのCMでお馴染みのモデル。ノイキャン機能だけでなく、周囲の環境音も取り込めるアンビエントサウンドモードも搭載。「クセがなくって、低位相の音までクリアに聴こえます。ピアノの音もナチュラルでいい感じ。僕は音楽を聴くならノイキャンはオフ」。実勢価格2万3000円前後(ソニー買い物相談窓口)
2 YEVO LabsのYEVO01
低音の鳴りがふくよかでダンスミュージック向き
スウェーデンの新鋭。プレーヤーとはブルートゥース接続だが、左右のイヤフォン間の接続に磁界で誘導するNFMIを採用。消費電力が少なく、またワイヤレス特有の音飛びが非常に少ない。「こちらもバランスがよくて、音質もいいですね。ビートの強い音楽がカチッと決まりそうです」。2万7630円(完実電気)
3 エラートのApollo 7s
これ、もしかして高価なモデルですか?
2015年にカリフォルニアで創業した、本ジャンルのパイオニア的存在。「全体的にバランスが良いですね。下の音もしっかり出ています。シンバルやトランペットの音がちょっと抑えられている感じが惜しい。もっと高い価格帯のそれのような音という雰囲気があります」。3万6800円(バリュートレードサポートセンター)
4 BOSEのSoundSport Free wireless headphones
ボーズらしい音の鳴りがいい方向に作用してます
ボーズ初の完全ワイヤレスイヤフォンで、運動時にも安心の防滴仕様。「フィット感が抜群。ローがよく出ていて、それが他の音域とバランスがいいのが好もしいです。ボーズらしいバランスですよね。イマイチな音でもいい感じに補正してくれているイメージ」。実勢価格2万8000円前後(ボーズ・オンラインストア)
5 EARINのM-1 Earin
低音がハッキリとしてて、高音域もちゃんと出ている
スウェーデンの新進ブランドのイヤフォンは、美しい北欧デザインで2016年のIFデザイン賞を受賞。携帯用ケース兼充電器がスティック型で超コンパクト。「低位相の音はわかりやすくてハッキリしています。個人的には真ん中と下の音がもう少しふくよかだと、より好みでした」。2万4800円(モダニティ)
6 B&O PLAYのBeoplay E8
バランスは良好! デザインも好みです!
こちらも2のYEVOと同じくNFMI技術を導入しており、安定した接続性がウリ。充電ケースは本革でデザイン性が高い。「音のバランスはいいです。高音域もよく出ていますね。あと、デザインとタッチ各種操作が出来るというインターフェースが素晴らしい!」。3万463円(B&Oお客様サービスセンター)