メインダイニングのマンダリン グリルで
今宵はメインダイニングの「マンダリン グリル」にてディナー。旅好きで、世界中の料理のエッセンスをふんだんに取り入れることで有名なアルゼンチン出身のシェフ、セバスチャン・バルキュデス氏が腕を振るう。

前菜からデザートまで(写真5枚)
前菜はイタリアのミルキーなチーズのブッラターにオレンジのコンポートをドライにしたものを添え、バルサミコで酸味と甘みがつけられている。リースリングによく合う。
北海道のホタテのグリルは梨とショウガのチャツネ、ブドウとともにいただく。ボリュームのあるシャルドネとの相性がいい。海老のビスクでお腹を温める。濃厚なエビのエキスが口いっぱいに広がる。いよいよメインのブラックアンガスビーフのショートリブが登場。
カリカリにキャラメリゼされたスカリオン(わけぎ)がトッピングされている。さすがアルゼンチン出身のシェフだけあって、赤身肉の味がしっかりと伝わる力強い一品。皿の上の骨がワイルドさを引き立てている。
最後に濃厚なチョコレートのデザートと、ふくよかなデザートワインまで。満腹すぎたので、プチフールは部屋に持ち帰ることに。
#10に続く
次回:ホテル内を散策、シガーバーへ
文/藤村 岳