食事の美味しさはポイント高し
しつこいようだが、リゾートアイランドは一つの島が一つのホテルなので、食事のクオリティは旅の思い出に大きく影響する。美味しくないからといって、ほかにいくところがないからだ。デュシタニ モルディブは、その点ではまったく心配はいらなかった。朝食は毎朝、マーケットという名のレストランにてビュッフェ形式でいただく。アジアンからコンチネンタルまで幅広いバリエーションの料理が用意されていて、とにかく目移りしてしまう。私が感動したのはパンの種類の多さ。聞けば自家製だそうだ。目の前でワッフルやパンケーキも焼いてくれるし、ついつい食べ過ぎてしまった。
新鮮な海の幸がこちらの醍醐味
ランチやディナーは、朝食で訪れるマーケットのほか、今回はベンジャロン(タイ料理レストラン)やシーグリルも利用した。デュシタニ モルディブはタイが本拠地のホテルグループなので、タイ料理やエスニック料理は、やはりおいしい。タイカレーやココナッツを使った料理はおすすめしたい。また、刺身のように生魚が用意されているなど、バラエティも豊かだ。特に魚は鮮度が高いし、肉・魚を問わずボリューム満点。
非日常を演出するボーダレスダイニングに注目
デュシタニ モルディブのサービスの中に、ボーダレスダイニングというものがある。ビーチや浅瀬など、思いもよらない場所にテーブルを用意してくれるのだ(有料オプション)。大切な人と、日常ではありえない環境での食事は忘れられない思い出になるはず。
美味しい食事に加え、お部屋、レストラン、バー、ビーチなど島内のすべてがロマンチックに演出された心地よさは格別だ。語り切れない施設の魅力は下の画像でぜひ確認してほしい。
ほかにもホテルの見どころは多数
ワンポイントアドバイス:気になるチップについて
デュシタニ モルディブでは代金にサービス料が含まれているので、チップを払わなくても問題はない。が、世界的に見ると心地よいサービスを受けたら、サービス料の有無に関係なく渡すのが一般的である。目安はレストランでは代金の10〜15%程度/ベッドメイキングやポーターに一回1ドル/キッズクラブでの子どものケア10〜20ドル程度/(一回の滞在に対し)バトラーに50〜100ドル程度(到着時に渡すのが一般的。デュシタニ モルディブでは各ゲストにバトラーがついてくれる)。チップはあくまでも各自の判断にゆだねられるものなので、迷った方のために一般論としてお伝えしておきたい。
Vol.3に続く
次回:デュシタニ モルディブのアクティビティについて

モルディブへの旅は、キャセイパシフィック航空を利用すると非常にスムーズで快適。料金や旅程が簡単に検索できる、こちらのサイトをチェックしてみてほしい。
取材・文/川田剛史