【今月のインタビュー】西島秀俊さん・篠原涼子さん/映画『人魚の眠る家』

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キャンプに行きたくて、アウトドア用品を買っている

2017年よりジョルジオ アルマーニの最高級ライン「メイド トゥ メジャー」キャンペーンの広告モデルを務めている西島さん。本作でもアルマーニのスーツを着用している。

西島「今回は二代目社長という役柄でしたので、その地位にふさわしい上質な服を着るという意味でもアルマーニのスーツはぴったりだったと思います。僕の場合、仕事のとき以外でもスーツを着ることは多いです。疲れるんじゃないかと言う人もいますが、そんなことはなくて、むしろきちっとしたサイズで着るとジャケットの重さが背中の中心に乗るので、着心地が軽くなって、とても動きやすいし、疲れない。着ると気持ちにも張りがでるというか、ピンと筋が通る気がするので、スーツは好きですね」

篠原「西島さんはスーツのイメージがあるし、実際にすごく似合っていますけど、普段はカジュアルな服を着ている人がいきなりスーツを着ると、急に色気を感じるというか、男らしさを感じますよね。腕を絡めたくなる感じっていうのかな。そういう頼りがいがスーツにはある気がします。私も『アンフェア』の撮影ではずっとパンツスーツを着ていました。やっぱり気持ちが引き締まりますし、スーツを着るとダイエットを始めるきっかけになったりするんですよね。というのも、スーツってジャストサイズで着るから、お腹まわりや腕まわりがちょっとでも太ったりするとすぐにわかるんですよ。少なくとも私はそうです(笑)」

そんな篠原さんは、プライベートではメンズの服を愛用しているという。

篠原「ダボっとした感じの服が最近は好きで、わざと男物を選んだりしています。メンズって、形や色合いがすごくかわいいですよね。主人も一緒に着られるし、将来子どもが大きくなったときにも着られるかもしれないし。今はメンズの服を着るのが気分ですね」

最後はガラッと趣を変えて、最近興味を持っていることについて尋ねると、何とも面白い答えが返ってきた。

西島「僕はキャンプですね。実際に出掛けたりはしていないんですけど、いつか行きたいなと思っていて、アウトドア用品はけっこう買ったりしています。機能的でデザインもいいから、見るとつい欲しくなっちゃうんですよね(笑)。でも、行く時間がないから、もっぱら家の中でキャンプ用の椅子に座って、YouTubeでキャンプ動画を観ています。観ているだけでも楽しいんですよ(笑)」

篠原「私は今、一日のうちに何かしら作品を観たり、聴いたりして触れるようにしています。舞台でも、コンサートでも、映画でも、家でDVDでも何でもいいんです。こういう仕事に携わっている以上、知識や感性を磨いておくことは大事だと思うので、何かしら自分の中に取り入れるということをやっています。でも、毎日やるとなるとかなり大変で。だから、おすすめがあったら教えてください(笑)」

『人魚の眠る家』

『人魚の眠る家』

奇跡を信じた決断が、運命を狂わせていく—。
人東野圭吾のベストセラー小説を堤 幸彦監督が映画化。愛娘の脳死を宣告された離婚寸前の夫婦が、究極の選択を迫られるミステリードラマ。ほかに、坂口健太郎、川栄李奈、田中 泯、松坂慶子らが出演。11月16日より全国ロードショー。



※表示価格は税抜き
[MEN’S EX 2018年11月号の記事を再構成](スタッフクレジットは本誌に記載)

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