今、ブルックリンで話題のウイスキー蒸留所に行ってきた!【Fun! NYC #09】

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いよいよ、蒸留所の中で蒸留の工程をチェック!

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蒸留過程のウイスキー

バーボンとは、51%以上80%未満のトウモロコシを主原料とするウイスキーのこと。 バーボンはアメリカのウイスキーで、焦がしたオーク材の樽に詰めて熟成させたものという定義がある。

ここ、キングスカウンティでは、コーンにモルテッドウィート=麦芽(大麦を水に漬けて発芽させたもの)を混ぜて使っているそうだ。この2つを混ぜて、大釜で温かく煮て、でんぷんを糖化させる。それから3日ほどかけて発酵させていく。こうして発酵した蒸留原液(もろみ)がパイプを伝わって、銅製の蒸留器(ポットスティル)で加熱され、その蒸気がラインアームに伝わって冷やされることで、また液体となる。

抽出されるアルコールは、出てくる順番によって、フォアショット、ヘッド、ハート、テイルと呼ばれる。
先のフォアショットは危険なので処分する。
二番目のヘッドも良いものには使わない。
三番目のハートがよいウイスキー、バーボンになる。
四番目のテイルも、これを混ぜると、低品質の酒になるので使わないそうだ。

蒸留はこうして行う!(写真7枚)

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樽詰めして保存

その蒸留酒を樽に詰めて熟成させる。

寒暖差がある気候の地域は、その熟成に適しているという。だから夏が暑くて、冬が厳寒のニューヨークの気候も、なかなか向いているのだ。夏には樽が膨張し、冬にまた締まるので、蒸留酒に味わいが染み込んでいく。こうしてキングスカウンティでは2年半ほど熟成させる。 

熟成させたバーボンは、いろんな樽のものをブレンドして、2?3週間置いてから、最終的に製品となる。   

たくさんの年代のものが樽熟成されている(写真2枚)

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記念写真も撮っておきました!
看板をよーく見ると……

看板をよーく見ると……

Navyyard の文字が残っている!

Navyyard の文字が残っている!

禁酒法のあと、ニューヨークで法的認可を受けて2010年に蒸留されたウイスキー。

禁酒法のあと、ニューヨークで法的認可を受けて2010年に蒸留されたウイスキー。

51%のオーガニックコーンと、29%のフレークドコーン、20%のモルトが使われている。

51%のオーガニックコーンと、29%のフレークドコーン、20%のモルトが使われている。

ウイスキーの歴史地図

ウイスキーの歴史地図

昔使われていた蒸留の機械

昔使われていた蒸留の機械

過去にブレンドされた蒸留酒のサンプルがたくさん陳列されていた。

過去にブレンドされた蒸留酒のサンプルがたくさん陳列されていた。

いろいろな味のテストサンプルがある。

いろいろな味のテストサンプルがある。

こちらが1階の蒸留所。

こちらが1階の蒸留所。

原料のコーン。

原料のコーン。

蒸留のタンク。

蒸留のタンク。

蒸留中。

蒸留中。

蒸留していくうち液が透明になってくる。

蒸留していくうち液が透明になってくる。

別のタンク

別のタンク

樽詰め

樽詰め

年代を記した樽がたくさん熟成されている。

年代を記した樽がたくさん熟成されている。

2年半ほど熟成。

2年半ほど熟成。

お土産用には、違う味を組み合わせたボックスも。

お土産用には、違う味を組み合わせたボックスも。

蒸留所の歴史も書いてある。

蒸留所の歴史も書いてある。

試飲したのはこちらの5品! 

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2025

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