Drake’s にもお洒落なお客さんが集う!

アーモリーの後は、「Drake’s」にも足を伸ばした。
もともと英国ブランドのドレイクス、ここ最近は、クリエイティブディレクターであるマイケル・ヒル氏のディレクションにより、トラディショナルな雰囲気を残しながらも、イタリア的な要素もあったりユニークなプリントやエンブロイダリーをあしらったり、モダンなテイストも同時に合わせもち、ここ最近、ピッティのスタンドも毎回大賑わい。メンズブランドではあるが、スカーフやストールはユニセックスで使えるうえ可愛い柄がたくさんあるので、私にとってもお気に入りブランドのひとつ。毎シーズンストールなどを買い足して、スーツスタイルやカジュアルスタイルのアクセントとして、幅広く愛用している。
ちょうど、このニューヨーク取材に出発する前日に、ドレイクスのクリエイティブディレクターであるマイケル・ヒルさん(関連記事:ドレイクスのマイケル・ヒルさんに聞いた! 「この夏、胸元をお洒落に格上げできるイチオシアイテムは?」)が来日し、彼を銀座店で取材しつつ、ランチをご一緒した。

そのとき、「明日からニューヨークに行くんですよ!」といったら、「Wow! 是非、ニューヨーク店にも行ってみてね!」というわけで、無事辿りつき入店!

コンパクトな店内には、シーズンいちおしのネクタイが棚やテーブルにずらり。最近は、ピッティでの展示同様、ジャケットやスーツ、シャツ、カジュアルウェア、パンツと、トータルルックでの展開も広がってきているので、それらのジャケットやアウター類と旬のネクタイをコーディネートで見せているディスプレイも多数。

個性派柄、ネクタイのバリエーションも豊富!(写真6枚)
それから、トータルウェアも展開するのでジャケット類もおすすめだ。
充実のジャケット類!(写真3枚)
そして、ちょうどドレイクスの取材時は、スタッフの方と相談しつつ、かなり長いこと時間をかけてアイテムを吟味しながら買い物している常連らしきお客さんがいらっしゃった。あれれ、この方、見たことあるような……と思ったら、そういえば、その前に行ったアーモリーにでも買い物していた方だ! と気がついて、即、声をかけてみた。
「すみません……さっき、アーモリーでもお買い物されてましたよね!? 日本のオンラインメディアなのですが、ちょっとお話聞いていいですか?」
すると、心よく突撃取材OK!

「今日着ているのも、ドレイクスのマドラスチェックジャケットです。アーモリーも、ドレイクスも、厳選されたセレクトが自分の好みに合っているので、いつも長時間かけて、2軒をはしごして、じっくり買い物しています。アーモリーは少しヨーロピアンな香りが強くて、ドレイクスはよりアメリカンスタイル。この2つのお店でバランスよく買い物すると、旬も取り入れながら、自分らしいクラシックスタイルを楽しむことができます」
ということで、この日もネクタイなどを買い足してご満悦だった。
ちなみにニューヨークのドレイクスは、比較的スタッフが若め。若いながら、皆、自分なりのタイドアップを楽しんでいる感じがよかった。

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撮影・文/平澤香苗(MEN’S EX ONLINE)