全席完全独立型のシートが、最大198cmのフルフラットベッドに変身!

さて、個々のシートの構造はどうなっているかもチェック!
この新ビジネスクラス「ユナイテッド・ポラリス」には、新シートが導入されている。
各々のシートは1-2-1の配置できっちり区画され、独立して前方を向いていて、かつどの席からも直接通路にアクセス可能な「アイルアクセス」構造のため、他人の目を気にせずプライバシーがしっかりキープできるというのが嬉しい点だ。
シートはもちろん180度水平のフルフラットが可能で、最大198cmのベッドスペースを作ることができるため、身体が大きいメンズの方にもまったく問題ナシの広さ。

いつもの出張のときは離陸前から爆睡して機内食もスキップ……というパターンが多いが、今回初めて搭乗することになったビジネスクラス「ユナイテッド・ポラリス」では、離陸から着陸までその快適性を味わいたく、あれこれシートもチェックした。
座席前のテーブルも広めにできており、さらに、横にもサイドテーブルがあったのも便利だった。食事が出てくるまでは、前のテーブルにノートPCを置いて仕事の続き、そして食事タイムになったらサイドテーブルにそのままPCを置いたまま……ということもできる。
また、サイドテーブルの横の収納棚にはメガネなど落とさないようにしたいものを入れることができ、扉の内側には鏡もついていたのも、とくに女性には便利かも。
さらにシートの角度は足の高さや背もたれの傾斜などを無段階で細かく調整できるので、仕事をする時、映画を見る時、食事をする時、寝る時……とその都度、過ごしやすい角度を選ぶことができる。また、睡眠時など起こされたくないときには「Don’t Diturb」のランプを点灯しておけば、食事時になっても声をかけられずに安眠できるというホテルのようなシステムも! これまでヨーロッパ行きのエコノミーでは、寝ていても食事の時間には揺り起こされる経験が多かったので、これは嬉しいサービスだと思った。