【ファッション履歴書】リングヂャケット クリエイティブ DIV. マネージャー 奥野剛史さんの場合/後編
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最後に、8月から登場するユニークなポケットチーフをご紹介しよう。
奥野さんオススメの気になるアイテムを拝見(写真6枚)
※この記事は前編・後編にわけてお送りしました。 >>[前編]はこちら
撮影/吉川寿博(トライアウト) 取材・文/川田剛史
20歳代前半、スキー場で撮影。「高校から大学時代はスキーに没頭していて、ファッション関係の仕事に就くか? スキー関連の仕事に就くか? と迷っていた時期もありました」。
こちらも20歳代前半の奥野さん。「スノーボードの人気がすごく出てきていた時代です。周りはほとんどスノーボード派なのに、なぜかスキーにハマってスノーボーダー達と一緒になってジャンプ台やハーフパイプに入り、滑っていました」。
エドウィーンウッドハウスの復刻生地で仕立てたリングヂャケットのスーツ。復刻にあたり、奥野さんが1954年のリングヂャケット創業当時のアーカイブのなかから生地を選んだ。
タブカラーのシャツとタイはリング ヂャケット ナポリ。ともにナポリで作られたものだ。
1960年代のウィットナーのビンテージウォッチ。「成人式用のスーツを買うために親からもらったお金が、これになりました。当時、松本零士さんの漫画の中に手巻きのクロノグラフが登場して『俺が死んだら時計も止まる』みたいなセリフがあったのに憧れていたのです」。
パンツはベルトレスのサイドアジャスター仕様と通好み。
2018年春夏からスタートしたブランド、テツオ ムネのモンクストラップ。奥野さんがいま非常に注目しているビスポークシューズブランドだ。
スーツの生地は、写真のエドウィーンウッドハウスのアーカイブの生地見本のなかから選んだものを復刻。
イラストを描いているのは、これまでにも数々の著名ブランドにイラストを提供してきた、英国在住のイラストレーター、ミスター スローボーイ。1万2000円(税抜き)。
イラストはミスター スローボーイが、リングヂャケットのスタッフだったら……をテーマに描かれている。1万2000円(税抜き)。
ポップでファッショナブルなイラストは必見。1万2000円(税抜き)。
展開されるのは非売品1種類を含め、全5種類。1万2000円(税抜き)。
大阪の地図に名所のイラストを添えたものも準備中。こちらは今年10月、グランフロント大阪にリングヂャケットが新たにオープンするのを記念した非売品。ノベルティとして数量限定で用意される。 ※本品はオープニングのスナップイベント参加者にプレゼントされる。
胸に挿すと、柄の見せ方によって、いろいろな表情が楽しめるのも魅力だ。