
結論からいうと、「朝から最高にシアワセなキモチになれる朝ごはん」でした!
赤レンガの壁に東京駅の歴史を感じつつ、クラシックで心地よい空間の両サイドにズラリと並ぶ和・洋・スイーツの数々にまず圧倒されます。
その数、なんと110種! ホテルの朝食バイキングで、ここまで品数を揃えているところは、私は他に知りません。そしてここが重要なポイントなのですが、お皿を入れるトレーはちょっと小ぶりになっていて、それぞれのおかずも、小さな器に少量ずつ入っているんです。
これは「日本全国から厳選してきた美味しい食材を、少しでも多く味わって欲しい」という、石原総料理長の想いがあってこそ。また、「ご飯も常に温かい炊きたてを食べて欲しい」ということから、大釜ではなく、5膳分くらいの小さな炊飯器をいくつも用意して、厨房で随時炊き続けているというところや、「いろんな味を楽しめるように」と、醤油や塩なども複数種類用意されている点にも、非常におもてなし精神を感じました。