
買ったのは昨年秋のことですが、これは多分一生僕のワードローブに残る! と確信したアイテムなので、ここにご紹介。
本誌でも度々登場しているバルスターノの中でも定番のカラーといえば、このブラウンスエードですよね。
ジーンズに合わせた”アズーロ・エ・マローネ”的スタイルでも、タイドアップした上品スタイルでも使える懐の深さを着るたびに実感。
内側に入っている”1935″のタグが示すとおり、誕生75年超という歴史は伊達じゃありません!
一つのアイテムで基本コンセプトが変わらないという意味では、米のリーバイス501、仏のラコステ1212と並ぶ伊代表の大傑作だと思います。
それらに通ずるのは、着こなし次第で”旬”にも”王道”にもなれるってところ。だから、毎年いろいろなスタイリングを試して、どう着よう? と考えるのが楽しい服でもあるんです!
モノとしての完成度という点でも、リブ細部に古き良き縫製テクニックが駆使されていたりと通を唸らせる作り。
しかし、大傑作としての宿命が。編集長・松尾を始めスタッフ藤田など編集部内でバルスタリーノ愛用者が多いので、部署内でカブる危険性が〜。
日々同じ”思考”と”嗜好”でページ作りしているから好きなものが一緒なんですよね(笑)。でも、各々スタイリングの仕方に違いが出るからこれがまた面白い!