
夏休を利用して、以前から行きたかった、香川県の直島を訪ねました。
ご存知の方も多いと思いますが、瀬戸内海に浮かぶ直島は、ベネッセコーポレーションが中心になり開発を進めた現代アートの島。
その中でも、僕が一番行きたかったのが、安藤忠雄設計の”地中美術館”です。
その名の通り、建築物でありながら地上に顔を出す外観部は一部で、ほとんどのスペースが地形を利用した地中内に存在するというユニークな美術館。
この美術館自体が、直島のアート作品に共通する”サイトスペシフィック”(その場所ありきのアート)だといえます。
その地中美術館のミュージアムショップ「地中ストア」で見つけたのが、このシザーバッグ。
美容師さんのための”ハサミを入れるバッグ”なのです。もちろん、僕の場合は、ハサミは入れませんが、携帯、財布などを入れ、ちょっとした休日の外出などにぴったりと、即購入。
スナップボタンが一つで留めるだけの簡素な作りですが、そのシンプルさ飾り気のなさこそが、この美術館のミュージアムグッズに相応しく思いました。
よくあるミュージアムグッズって、館名が書いてあるバッグやTシャツなど、デザインはいいのですが、メモリアル的なものが多く、買ったはいいが、しまったままというものも多いですよね。
その点、こちらは実用的。ミュージアムグッズということを意識することなく日常使いでき、それでいて、”そこでしか買えないモノ”的優越感もあったりして。
旅行の思い出とともに長く使える逸品です。


“シザーバッグ”という名前の通りの使い方であれば、ベルトループをベルトに通せばいいのですが、着脱容易なショルダーストラップも付属するので、肩掛けで使っています。
キャンバス素材でラフな感じなので、”ポシェット”風のメルヘンチックにならないのもうれしいところ。
商品データ
前面には、デザインアクセントも兼ねたバイアスにきられたポケットが。
写真は部屋の白熱灯下で撮っているので、黄色っぽいですが、実際はベージュ系。白もあり、こちらを美術館スタッフの方たちが提げていました。
8000円(地中美術館)