
世界の最高級ブランドが勢揃いする店内で、ヴァシュロン・コンスタンタンのショーケースには惹き付けられましたねえ。とにかく威厳がたっぷりなんですよ。僕は機械式に対するこだわりはないんですけど、風格を求めると、結果的に機械式に落ち着くというのを実感させられたなあ。
ちなみにパトリモニー・トラディショナルを選んだ決め手はシンプルなダイヤル。僕にとっての時計は、コーディネートの主役ではなく、脇役であってほしい。それも”名脇役”。つまりは出しゃばりすぎず、個性を刻み付けるといったようなね。その点でも、これは申し分なし。サイズは現代的ながら、デザインは精妙にして控えめで、僕にとって、完璧なバランスなんです。ヘビロテするのは間違いありませんね!

端正な顔立ちの時計には端正な装いを
「時計がシンプルで端正な佇まいなので、コーディネートも極力シンプルに。品の良さを意識して、僕の大好きなアズーロ エ マローネでまとめてみました」
と峰さん。さすがは番長、ミシシッピアリゲーターのストラップと相まって、風格たっぷりの装いである。ちなみに、袖口のカフリンクスはダイヤの原石をあしらったものだとか。
商品データ
“機械式時計の雄”ならではの潔さと貫録 ジュネーブ屈指の老舗、ヴァシュロン・コンスタンタン。峰さんが選んだのは、その約2世紀半の歴史が育んだ、伝統的な機能と先端技術を集約させた「パトリモニー・コレクション」だ。中でも「パトリモニー・トラディショナル・オートマティック」は、クラシカルなデザインが美しい。腕元から大人の貫録を主張できるだろう。ケースは18Kピンクゴールド製。パワーリザーブは約40時間。自動巻き。径38mm。210万円(アワーグラス銀座店 TEL:03-5537-7888) ■峰 竜太さん公式ブログ〈http://mineryuta.sblo.jp〉