
次に乗ったのは、レンジローバー・スポーツ オートバイオグラフィダイナミックだ。その名からもわかるように走りの性能を追求したモデル。エクステリアにはグロスブラックのパーツを配し、またインテリアは2トーンでまとめられており、ソフトな肌触りのセミアニリンレザーを用いている。ダッシュボードセンターには2つの10インチ高解像度タッチスクリーン「Touch Pro Duoインフォテインメントシステム」を備えるなどモダンかつラグジュアリィな仕様だ。


パワートレインは、最高出力380ps、最大トルク450Nmを発揮する3リッターV6スーパーチャージドエンジンに8速ATを組み合わせたもの。4WD制御システムは先のテレインレスポンスの進化版で、ダイナミックプログラムを選択すると、電子制御エアサスペンションのダンピング特性を調整し、よりシャープなハンドリングが味わえる。レンジローバーの名にふさわしい悪路走破性とオンロード性能をうまくバランスさせている。