マシンも装備もレンタルできる「週末バイクレース」が想像以上にアツかった【40歳からの習い事】

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緊張せずにレースを楽しめる

シグナルでスタートという完全にレースの雰囲気を味わう

予選・決勝のレースはスターティンググリッドについて、シグナルでスタートという完全にレースの雰囲気を味わえるが、必要以上に緊張しないで済むのは並んでいるのがさっきまで一緒にバイク談義に花を咲かせていた仲間だから。レースは参加してみたいけど、ギスギスした雰囲気だと怖い……と思ってる人にはぜひ一度このレースに参加してみてもらいたい。

レースで走る様子

必要以上に緊張せずに挑めたためか、決勝レースではスタートがうまくいって(ほかの人がエンストしたりしたこともあって)、思ったより前に出られた。筆者の参加したビギナークラスと速い人たちのエキスパートクラスは混走なので、レース中盤には上位の人たちに周回遅れにされるが、そういう人たちは抜くのも上手なので、変な動きをしなければ大丈夫。12周のレースを走り切ったときは、ほかでは味わえないような高揚感と充実感に包まれていた。

表彰台に上る参加者

結果は何とビギナークラスで3位! ラッキーが重なったからとはいえ、表彰台に上がれるのはかなりうれしい。レースクイーンもいるし、シャンパンファイトもあるのでレースの雰囲気は十分だ。一番遠くから参加した人など、速さとは違った基準の表彰があるのもこのレースの位置付けをよく表している。

専属メカニックが整備

気になる参加費はレースが3万5000円(連続エントリーだと3万円)で、前日練習が1万5000円。ツナギのレンタルは5000円だ。自分でマシンを用意してタイヤを替えて整備して……となると、費用はとてもこんなものでは収まらないので、かなりお得な料金設定。マシンに何かあったとき、専属メカニックが整備してくれるのも安心感が高い。実は、この日帰ってきてからというもの「次はもっと座る位置を後ろにして、あそこのコーナーのラインは……」と、次の参戦に向けてイメージトレーニングを始めている自分がいる。一度、参加してしまうとハマってしまう魅力を持ったレースなのだ。

というわけで、勝手に採点!(各項目5ツ星で評価)


 参加の気軽さ  ☆☆☆☆★

 運動強度    ☆☆☆☆★

 ダイエット効果 ☆☆☆★★

 上達の難度   ☆☆☆☆★

 出会える度   ☆☆☆☆☆



Team KAGAYAMA公式サイト

取材・文/増谷茂樹



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