いざ「SPEED TWIN」に跨ると、ライディングポジションは車名から想像していたものよりも意外と快適だった。広報担当者に聞けば、足着き性に優れたロータイプのベンチシートを標準採用しているとか。また、レーシーな「スラクストン」比では10kgの軽量化も図られ、軽快な取り回しとハンドリング性能を実現しているという。

今春国内発売を予定している新型「SPEED TWIN」(価格は未定)。国内外のメーカーが凌ぎを削る、リバイバルモデルのなかでもトライアンフの新型スピードツインの存在感や高級感は、頭一つ抜きん出る、筆頭銘柄であることは間違いなしだ。80年ぶりに蘇った新型の、”クラス最高峰のハンドリング性能”が今から楽しみで仕方ない。
パーティの様子(写真7枚)
取材・文/iconic 写真/トライアンフ モーターサイクルズ