ヒコーキ好き必見! オトコのロマン「飛行機」をスバルで巡る旅

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スバルの新型フォレスターで飛行機の魅力を堪能する旅へ

東京から愛知県まで一気に360kmほど走り、中部国際空港セントレアに行くしかない。そして2018年10月12日に同空港内にオープンした複合商業施設「FLIGHT OF DREAMS」を訪ねてみるのだ。

「FLIGHT OF DREAMS」とは、主に2種類のエリアから成る施設だ。ひとつは「FLIGHT PARK」。こちらはボーイング787初号機(ZA001)の展示を中心に、9つの体験型コンテンツで構成されている。もうひとつが「SEATTLE TERRACE」。こちらはボーイング社創業の街シアトルをテーマとしたエリアで、本邦初上陸となるシアトル系人気店のフードなどが存分に楽しめるのだという。

まぁフード類はさておき、ヒコーキを愛してやまない「自称ロマンチスト」としては、ボーイング787の初号機をこの目で見ないわけにはいかない。それゆえ、行くのだ。ただ、「スバル フォレスターで行くなら中部国際空港セントレアしかない」となった思考の流れについては、若干の説明も必要だろう。 ご承知の人も多いかと思うが、スバルはもともとは航空機メーカーだった。戦前は「中島飛行機製作所」という社名で旧日本陸軍の一式戦闘機「隼」や四式戦闘機「疾風」など、数多くの名機を製造していた。敗戦にともなう財閥解体の対象となった中島飛行機製作所だったが、その後は非軍需産業へと転身し、1950年には「富士自動車工業」と相成った。その後の富士重工であり、現在のSUBARUである。

そしてスバルは現在でも、実は「ヒコーキ屋」だ。

スバルの「航空宇宙カンパニー」は栃木県宇都宮市と愛知県半田市に拠点を置き、多種多様な航空機の開発と生産に携わっている。そして最新のボーイング787では、スバルが中央翼の開発・製造と主脚格納部とのインテグレーションを担当している。さらにいえば、愛知県半田市の航空宇宙カンパニーで製造された787用の中央翼を、シアトルのボーイング社工場へと空輸出荷している国内唯一の空港が、実は中部国際空港セントレアなのだ。もちろん「FLIGHT OF DREAMS」もスバルはスポンサーとして様々な支援を行っている。それがために、「これはもう行ってみるしかない!」という思考の流れとなった次第だ。

さて。いささか前置きが長くなってしまい恐縮だが、とにかくセントレアを目指そう……などと言っているうちに、筆者とフォレスターとはあっという間に愛知県常滑市のFLIGHT OF DREAMSへと到着した。詳しくは後述するが、新型フォレスターはなんとも安定感に優れる素晴らしき快速SUVだ断言せざるを得ない。そして大人1名1200円也の入場料を支払い、まずは「FLIGHT PARK」に入る。最初に出迎えてくれるのがボーイング787(ZA001)の実物、つまりは本物の「787初号機」だ。

さまざまな体験型コンテンツが用意されているFLIGHT PARKではあるが、最初にこれだけはここで断言しておきたい。

「ヒコーキ好きであれば、787初号機をただ見てるだけでも十分楽しい!」と。

今回の旅のお供となった新型スバル フォレスターX-BREAK。パワーユニットは2.5Lの直噴水平対向4気筒エンジン(最高出力184ps/最大トルク239Nm)で、車台は新採用となったSGP(スバルグローバルプラットフォーム)。

今回の旅のお供となった新型スバル フォレスターX-BREAK。パワーユニットは2.5Lの直噴水平対向4気筒エンジン(最高出力184ps/最大トルク239Nm)で、車台は新採用となったSGP(スバルグローバルプラットフォーム)。

アイサイト・ツーリングアシストの威力もあって、このクルマでのロングドライブは空恐ろしいまでに快適だった。

アイサイト・ツーリングアシストの威力もあって、このクルマでのロングドライブは空恐ろしいまでに快適だった。

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