「特等席はやはりドライバーズシート」ベントレーのSUVで英国を巡る

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グルーミングハウスにもベントレーのエンブレムが!(写真3枚)

ここから先はベンテイガのリアシートがあてがわれることとなった。いくつかの狭い路地を抜けて、たどり着いたのはニューバーグストリート。通りの入り口でクルマを降り、2?3分ほど歩いてたどり着いたのはイギリスの伝統を伝えるバーバー”Pankhurst”である。ここで受けたのはクラシックシェービング。待合室でウィスキーをいただいた後、剃刀を当ててもらう。これは、まさにイギリス紳士の嗜み。バーバーは社交場でもあるというから、時にはベントレー オーナー同士の会話がここで繰り広げられたりもするのかもしれない……。そんなことを思いながら、すっきりとしたところで、今回の旅は終了と相成った。

いわゆるラグジュアリーカーの側面が大きくフィーチャーされがちではあるが、元々ベントレーは、より快適にという前により速くを志向してきたグランドツーリングカーであり、どれも生粋のドライバーズカーである。ベンテイガV8もその例に漏れず、移動の時間をとても豊かなものにしてくれた。助手席にも後席にも乗ったが、特等席はやはりドライバーズシートだったということも、改めて記しておこう。

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文/島下泰久 写真/ベントレージャパン 編集/iconic

様々なバリエーションのベンテイガが用意された今回のショートトリップ。

様々なバリエーションのベンテイガが用意された今回のショートトリップ。

試乗したのはV8モデルで日本での価格は1994万8000円となる。W12モデルは2739万円。

試乗したのはV8モデルで日本での価格は1994万8000円となる。W12モデルは2739万円。

最高のSUVでありながら、GTマシンと同等以上のドライバーズマシンでもあるベンテイガ。

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先日の工場見学で作られる工程を見ているだけに、その装備の豪華な作りにひたすら舌鼓を打つ。

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コッツウォルズという田園地帯にあるEllenborough Park Hotel。日本ではなかなか楽しめないクロッケーなどをして優雅な時間を過ごした。

コッツウォルズという田園地帯にあるEllenborough Park Hotel。日本ではなかなか楽しめないクロッケーなどをして優雅な時間を過ごした。

こちらは英国に受け継がれているクラシックシェービングが受けられるPankhurstというグルーミングハウス。ベントレーとの関係も深く、椅子にはベントレーのエンブレムが。

こちらは英国に受け継がれているクラシックシェービングが受けられるPankhurstというグルーミングハウス。ベントレーとの関係も深く、椅子にはベントレーのエンブレムが。

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