ボルボのV90 クロスカントリーに一人乗りヨットを積んで、いざ檜原湖へ!

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 ディンギー

慣れないスポーツで体は悲鳴でもそれもまた楽しさに繋がる

さて桧原湖に到着したらまずは準備を行う。今回はSEASTOKⅡという大型艇ヨットでクルーをし、自分でディンギーのレースに参戦している野村勇太さんに帯同してもらい、様々なサポートをしてもらったのだが、まず彼が手際よく準備を進める。準備ができたらさっそくお手本を示してもらう。モーターボートで一緒に走りながら彼の操船を間近で観察。素人目にも難しいことが分かる。風を掴むために素早くセールを操作し、体の位置を変え、様々な技を披露してくれた。天候にも恵まれ、自然と向き合いながら様々な技術を駆使して走るディンギーを見ていると……普通であれば楽しいはずのモーターボートも野暮ったく思えてくる。これは楽しそうだ。といってもこちらは素人。そんなふうに操れる訳もない。幸い風がなかったので、ライフジャケットを着込んで恐る恐る乗り込む。もちろん補助付きだ。巨大な帆をはって風を受けると、いかに風が一定でないかが分かる。強弱、方角、まったく読めない。だから帆を使うヨットレースは楽しく、ハマる人が多いのだろう。上級者に面倒を見てもらいながらいろいろ遊ばせてもらう。やってみるとかなりハードな作業である。バランスを取るために、普段使わない筋肉を酷使するので、あっという間に体が悲鳴をあげる。しかし、交代して野村さんが華麗な技を披露すると……また挑戦したくなる。少しうまく出来たときの気持ちよさがたまらない。「もっと遊びたい! でも体が……」。そんなことを繰り返しているうちにあっという間に夕暮れ。残念だが体も限界だし、片付けることに。帰りはボルボにディンギーは積まず、素の魅力を堪能しながら帰ることにした。

毎月、新しい趣味に挑戦するたびに思うのだが、やはり日ごろから体を鍛えることは大事である。逆に最低限の筋力、体力さえあれば、もっと人生は楽しくなるはず。そうだ、どうせなら効率の良いトレーニングに……そんな話で盛り上がりながら帰路についた。

2025

VOL.345

Spring

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