上質で洗練されたインテリア(写真3枚)
インテリアではレザーシートやダッシュパッドなどの質感が向上。洗練されたデザインとなった。またホイールベースを30mm延ばしたことで後席の足元がゆったりと広くなり、さらにドアの開口は80度まで開くことにより乗降性を高めている。
また新技術である、乗員認識技術ドライバー・モニタリング・システム(DMS)の採用もトピックだ。これはアイサイトのカメラ技術を応用したもので、インパネに内蔵したカメラを使ってドライバーの顔を認識。運転席に座ると事前登録した情報に則って、シートポジションやドアミラー角度を再現。また走行中に一定時間以上目を閉じていたり、顔の向きが前方から外れていたりするときには警報音や警告表示でドライバーの注意を喚起する。アイサイトをはじめ、全車速追従機能付きクルーズコントロールに、ステアリング操作を自動制御する機能を加えたツーリングアシストを全車標準装備とするなど、安全面でも着実に進化を遂げている。

Advanceに搭載された2.0リッター水平対向4気筒エンジン+モーター。最高出力は145PS、最大トルクは188N・mを発生する。
エンジンバリエーションは、ターボ仕様を廃止し、水平対向4気筒の2.5リッターのほか、かつてのXVハイブリッドの技術を活用した水平対向4気筒2リッターにモーターとバッテリーを組合せたe-BOXERを用意した。従来モデルは燃費面であまり良いイメージのなかったフォレスターだが、e-BOXERによって燃費はリッター18.6km(JC08モード)を達成している。