
大幅刷新で新たな価値を満載
世界でもっとも売れているスバル車、フォレスターが5代目にフルモデルチェンジした。見た目はキープコンセプトだが、その中身はどれほど進化したのか。伊豆・修善寺の日本サイクルスポーツセンターで試した。
試乗コースの発車地点には、比較試乗用に新型と旧型が並べてあったのだが、正直にいうと、言われるまで新旧の違いに気がつかなかった。グローバルでの販売台数をみれば、約3割をフォレスターが占めるため、ヒット作となった先代のイメージを踏襲し、エクステリアデザインはキープコンセプトにしたというのが本音のようだ。

外観は変わらなくとも、中身は大幅に刷新されていた。まずプラットフォームには、現行インプレッサにはじまったスバル・グローバルプラットフォームを採用。これによって衝突安全性能や危険回避性能を高めた。