荒れ地をグイグイと走り抜けるG500(写真2枚)
特設のオフロードコースは標準モデルのG500(日本でのグレード名はG550)で挑んだが、ここでも驚きの連続だった。路面は、拳ほどの大きさの石がゴロゴロと転がった荒れ地。いかにも滑りやすそうだが、ここを新型Gクラスはグイグイと走り抜けていく。しかも、フロントウインドウ全体が青空で覆われてしまうような急勾配でもタイヤが空転することなく、力強く突き進んでいくのだ。この辺は、オンロード性能を重視した最近のSUVとは異次元のたくましさといえる。
G500のディテール(写真5枚)
外観、耐久性、オフロード性能は変えずに、オンロード性能を大幅に改善した新型Gクラス。メルセデス自慢の最新運転支援装置も満載しているので、次の40年も多くの人々から愛されることだろう。
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文/大谷達也 構成/iconic