クロアチアで開催された国際試乗会で日本未導入モデルの新型Aクラスを試乗。4世代目となったAクラスは、格上のCクラスを上回る走行性能と快適性を実現していた。

本国仕様のボディサイズは全長4419mm×全幅1796mm×全高1440mmとなる。現行Aクラスと比較するとひとまわり大きくなっている。
新型Aクラスは格上モデルを凌ぐ性能
2018年2月、メルセデス・ベンツのコンパクトハッチバック「Aクラス」の新型モデルが発表された。走行性能の進化はもとより注目は、音声入力を使ったメルセデス初のインフォテインメントシステム「MBUX」だ。クロアチアで開催された国際試乗会でその性能を試した。
エメラルドグリーンに輝くアドリア海に面した港町トロギルの瀟洒なホテルで対面した新型Aクラスは、上質で大人っぽくなったように見えた。
4代目となる新型は、ダイムラーAGのデザインを統括するゴードン・ワグナー氏が「できるだけ”線を省く”ことでより成長したAクラスのカタチを実現した」と話すように、シンプルで無駄なラインがない。ボンネットなどは左右に2本のプレスラインが走るのみだ。