鞄は大切なビジネスパートナー。成功者のバッグは例外なくスタイリッシュだ。4人のエグゼクティブの愛用品を拝見。どんなタイプを選び、そこに何を入れているのか。ビジネスに取り組むスタンスが窺える、持ち物選びのこだわりを聞いてみた。
社長の鞄と一流小物
リシュモン ジャパン ジャガー・ルクルト ブランドCEO
ステファノ・ボッシさん

秘密道具選びの基準は…周囲への気配りにありました
伊・ミラノ出身。10年以上の在日経験があり、流暢な日本語を操る。好きな色はイエローやオレンジだが、ビジネスシーンではボルドーがラッキーカラーに。

愛用鞄はヴァレクストラ
ミラノのショップで購入したヴァレクストラのブリーフケースを2011年から愛用している。色は上品なダークブラウン。「黒よりもパーソナリティを出せる色だと思います」という理由から、他のバッグや小物類も同系色で上質な革素材を選ぶことが多い。ちなみに名刺入れは日本製。「欧米では名刺交換をする習慣はほとんどありません。そのせいか、日本のものは良く出来ていますね」。自己演出と相手への敬意。小物選びにおいても日・伊のいいとこ取りを実践している。