ジャケット×Tシャツはもう飽きた……
A.柄シャツをインナーに取り入れてみる
ジャケットにTシャツをインする装いは昨今のビジカジスタイルにすっかり浸透した。だが、そのようなにTシャツを生かしたい装いは簡単がゆえにそれ一辺倒になりがち。次なる一手として柄シャツの活用術を紹介する。
「タイを外しただけと見られないアクセントの取り入れ方が大事」

ビームス プレス
芹沢良輔さん
「ビジカジでノータイシャツスタイルを着こなす上で最も大事なのは、ただタイを外したようにならないこと。そのために、アクセントのあるアイテムを取り入れ、装い全体に洒落感をちりばめていくと良いでしょう。シャツ自体も、ベーシックなドレスシャツではなく、カラーステイを抜いたりして柔らかさを表現したり、また、肩掛けのニットや素材感のあるパンツを取り入れています」
DRAKE’S(ドレイクス)

ロングポイントのレギュラーカラーだが、カラーステイを取れば、襟に柔らかくニュアンスのある表情を持たせることができる。オリーブのダブルストライプも洒脱なアクセントにぴったりだ。身幅などシルエット全体を現代的に再構築した、ビームス別注の一着。3万5200円(ビームス ハウス 丸の内)
GUY ROVER(ギ ローバー)

コットンとビスコースを混紡することで、滑らかなタッチを獲得。ボタンダウンの襟型や、ブラウンのダブルストライプ柄は、ドレススタイルのカジュアルダウンにぴったりだ。コロニアルな色味で夏のコーデにも◎。3万6300円(バインド ピーアール)
COLONY CLOTHING(コロニー クロージング)

ブルーとホワイトのカラーリングが爽やかで、これからの春夏シーズンにマッチ。コンパクトな襟は、ノータイのビジカジスタイルとも好相性で、ジャケットを羽織っても程よいカジュアルさを演出してくれる。3万800円(バインド ピーアール)
お問い合わせ先
ビームス ハウス 丸の内 TEL 03-5220-8686
バインド ピーアール TEL 03-6416-0441
[MEN’S EX Spring 2024の記事を再構成]
※表示価格は税込み。