TOD’S(トッズ)のラバーソールラグジュアリーモカシン&タッセルローファー

仕事ジャケパンから夏のリゾートまで
仕事服と休日服の境界線が曖昧になっている今、多くのビジネスマンが靴選びで重視するのは「汎用性の高さ」だ。ローファーはその筆頭株だが、この春、他に類を見ない一足を発見した。
こちらのトッズの新作は、ご覧の通り上から見れば普通のコインローファーやタッセルローファー。なのに横から見ると、エスパドリーユのような顔つきをしているのだ。
通常、エスパといえばサイドにラフィアを編んだソールで夏のリゾート靴というイメージが強く、仕事で履くには難しい。しかしトッズはこれを上質なレザーを手焼きした編み込みリボンで表現。アッパーのレザーと同色なので、エスパ的部分が悪目立ちせず、遠目には上品なドレスローファー感覚で履きこなすことができる。
艶感ある上質なカーフレザーのアッパーはジャケパンスタイルに最適、かつエスパ風の横顔は夏のリゾート短パンスタイルにもハマる。というわけでこの春夏は二刀流ローファーで足元を飾ってみては?

正面はドレスなローファー、横顔は「エスパドリーユ」
上から見ればローファーそのもの。ライニングにはゴートレザーを使用し、最高に柔らかな履き心地を実現。またソールはトッズのアイデンティティでもあるペブルをエンボスした半透明ラバーなので、ドライブにもよし。コインローファー13万5300円、タッセルローファー14万6300円。色は黒とブラウンの2色展開。(トッズ・ジャパン)
[MEN’S EX Spring 2024の記事を再構成]※表示価格は税込み