タイドアップもカジュアルも
トラッドな冬には、やっぱりバルカラー。
背筋が伸びるような品格を愉しむのがダブルコートなら、バルカラーは等身大でいられることの心地よさを味わえるコートだ。タイドアップでお洒落したときもニットでリラックスしたいときも、気負わずバサリと羽織って出かけられる。こんなに便利なコートはそうそうない。
とはいえ、やぱりバルカラーが最も輝くのはトラッドスタイルに合わせたときだ。上品で健康的、大人らしいのに親しみやすい。そんなトラッドの魅力が最高に引き立つのである。世界中のブランドがバルカラーを提案する今ならバリエーションもよりどりみどり。たっぷり吟味して、最高の一着を見つけよう。
くたくたになるほど美しいコットンバルカラー
SANYOCOAT

ヴィンテージさながらの風合いを宿す「100年コート」
今年10周年を迎えた「100年コート」のアニバーサリーモデルは、’60年代に英国で着用されていた乗馬用コートに想を得たデザイン。繊細な起毛感を生むピーチ加工と、空気で揉みほぐすタンブラー加工を施すことで、ヴィンテージのような味わいと柔らかさを表現している。19万8000円/サンヨーコート(SANYO SHOKAI カスタマーサポート)
[MEN’S EX Winter 2024の記事を再構成]
※表示価格は税込み。