【1分で学ぶ時計偉人伝】コーアクシャル脱進機を発明したのは?

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読者諸兄には時計好きの方も多いと思うが、機械式時計の基本構造、ムーブメントの仕組みやメカニズムまで、詳細に理解している方はまだまだ少ないのでは?と想像する。そんな方に向けた、腕時計の仕組みを“世界一わかりやすく”解説した本『世界一わかりやすい 腕時計のしくみ』が誕生。その中から一部をピックアップしてご紹介する。

時計の発展に貢献したキーパーソン
時計を作った重要人物

時を計る道具としての時計──それは、人類の叡智が生み出した結晶でもある。日時計から始まり、振り子時計、懐中時計、腕時計、原子時計へと発展してきた時計の歴史の裏には、多くの偉人たちの存在があった。時計史に確かな足跡を残す偉人のプロフィールを紹介する。



機械式時計の未来を変えるコーアクシャル脱進機を発明したのは?

ジョージ・ダニエルズ(DANIELS, George)【1926〜2011】


 
ジョージ・ダニエルズ

イギリス・ロンドン生まれ。ノーサンプトン工芸専門学校を卒業後、時計修理工として働く。40歳頃から自らの名を冠した時計製作を開始し、1978年に、コーアクシャル (共軸)脱進機を考案した。これは、アンクルのツメとガンギ車との摩擦を最小限に軽減したシステムで、潤滑油をほとんど必要とせず、 脱進機の安定した精度を実現した革新的な機構だった。1999年にはオメガとの共同開発により、コーアクシャル脱進機の量産化に成功。機械式時計の未来を変える衝撃的出来事だった。

※テキストは世界文化社『傑作腕時計年鑑』からの引用  

もっと知りたい方はこちら!

腕時計のしくみ 表紙画像

『世界一わかりやすい 腕時計のしくみ』
特別定価 :1,980円(税込み)
発⾏・発売:株式会社世界⽂化社
購入は こちら

※表示価格は本書発売時(2022年12月18日現在)の税込み価格です

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