読者諸兄には時計好きの方も多いと思うが、機械式時計の基本構造、ムーブメントの仕組みやメカニズムまで、詳細に理解している方はまだまだ少ないのでは?と想像する。そんな方に向けた、腕時計の仕組みを“世界一わかりやすく”解説した本『世界一わかりやすい 腕時計のしくみ』が誕生。その中から一部をピックアップしてご紹介する。
腕時計のしくみ
時計ケースの素材【カーボンケース】
丈夫で錆などの化学変化に強いことが、ケース素材の条件。懐中時計の時代から主に金属が使われてきたが、2000年代以降は、実に多くの新素材が試みられている。素材がもつ特性が、時計に付加価値を与える。
カーボンケースとは?
初期には炭素(カーボン)繊維を織ったシートを型の中で樹脂と貼り合わせた炭素繊維強化プラスチックがケースに用いられ、後に炭素繊維を樹脂とともに高温・高圧で固めたフォージドカーボンも使われるようになった。

表面に浮かぶ質感で個性を主張する
今では多彩なカーボンコンポジット(複合材)が登場。いずれも軽くて硬く、切削加工によって個々に異なる模様が浮かぶことでも人気が高い。
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『世界一わかりやすい 腕時計のしくみ』
特別定価 :1,980円(税込み)
発⾏・発売:株式会社世界⽂化社
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