読者諸兄には時計好きの方も多いと思うが、機械式時計の基本構造、ムーブメントの仕組みやメカニズムまで、詳細に理解している方はまだまだ少ないのでは?と想像する。そんな方に向けた、腕時計の仕組みを“世界一わかりやすく”解説した本『世界一わかりやすい 腕時計のしくみ』が誕生。その中から一部をピックアップしてご紹介する。
腕時計のしくみ
ダイヤルの装飾と種類【オープン】
ダイヤルの多くは金属製であり、光を反射する。そこで反射を抑えて針を見やすくするために、さまざまな装飾が考案されてきた。同時に天然素材や工芸技術を駆使する例も数多い。
オープンとは?
一部を開口(オープン)し、中のムーブメントの動きを見せるダイヤルの総称。

機械式時計の心臓部をダイヤルに覗かせる
1990年代半ばから、試みられるようになった。大半が時計の心臓部とも呼ばれるテンプの動きを見せているため、オープンハートと呼ばれることも。テンプがダイヤルから見えるよう、ムーブメントのプレート(地板)の一部も開口している。またテンプと脱進機とを通常とは逆向きに組み込む設計としたオープン専用のムーブメントも存在する。
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『世界一わかりやすい 腕時計のしくみ』
特別定価 :1,980円(税込み)
発⾏・発売:株式会社世界⽂化社
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