時計と服
“今どき”コーディネートの7rules

心から満足できる時計に出会うためには、“何を選ぶか”と同じくらい“どう着けるか”を吟味することが肝要。そこで本特集では、時計の装い方について掘り下げてみたい。テーマは“今どき”目線。服装の多様化が進む昨今、時計の合わせ方も旧来とは随分と様変わりしている。その重要ポイントを「7 Rules」と題して解説しよう。
[rule7] ストラップ×靴の相性を知る
時計のコーディネートで意外と重要なのが靴との相性。ケースデザインだけでなくストラップによっても選び方は変わってくる。その具体例をおさらいしよう。
【ブレスレット】
どんな靴にも合うが、革靴ならダブルモンクがピッタリ

ブレス時計とダブルモンク靴はともにオンオフ兼用の位置づけであることに加え、“金具”を使っているという共通点も。好相性なのはそれゆえだ。
【黒レザーストラップ】
革の色を統一するのは基本。ヒネリを入れるなら“タッセル”を

ドレス時計にしばしば採用される黒レザーストラップ。足元もドレスな紐靴を合わせがちだが、変化を狙うならタッセルローファーを。
【ラバーストラップ】
スポーティなラバーにはやはりスニーカーがベストマッチ

ブレスレットやファブリックよりもカジュアル感が高いラバーストラップには、革靴よりスニーカーがベター。夏ならサンダルなどもよい。
【茶レザーストラップ】
茶の濃度を近づけると調和のとれた手元&足元に

濃淡多彩な茶レザーは、色みを極力揃えると洒脱な印象が高まる。素材まで揃える必要はなく、アリゲーター×スエードなどもOK。
【ファブリックストラップ】
同系色のスエードシューズが大人っぽくまとめる好手

スニーカーも合うが、大人顔を狙うならスエード靴が◎。ストラップと靴の色みを揃えるとさらに洒脱だ。
【紺レザーストラップ】
靴の色に迷ったら“とりあえず黒”が間違いなし

何色の靴を合わせてよいものか迷いがちなのがネイビーストラップの時計。これという決まりはないが、黒靴ならまず間違いない。紺の軽快さを活かすならローファーあたりが好相性だ。
