人気セレクトショップに聞いた
「ドレス靴」の売れ筋No.1は?
新年を機に、装いを改めてみようか。そんな気分の冷めやらぬうち、一番に紹介したいのはドレス靴だ。ご存じの通り、靴は着こなしを支える縁の下の力持ち的存在。そこで、人気ショップに最近の売れ筋商品を徹底リサーチした。では、その傾向を順に見ていこう。

「多彩なシーンに対応できるうえ、ソールも実用的」
(プレス 藤原和広さん)
[右]ユナイテッドアローズの売れ筋No.1ドレス靴
CROCKETT & JONES(クロケット & ジョーンズの「ケント」)
フォーマルからビジネスまで任せて安心の優れた一足
細身のシルエットながら、フットインの開きが大きくとられているので着脱しやすい。また、甲の高さも適度に確保されていて、日本人の足に合うのもポイントといえる。アウトソールにはドット状の滑り止めを施したラバーソールを採用しており、活躍の幅が広いのも人気の理由だ。8万3600円(ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店)
「ハンドソーンながらリアルな価格を実現」
(プレス 河野建徳さん)
[中]シップスの売れ筋No.1ドレス靴
SHIPS(シップスの「ストレートチップ」)
オリジナルドレスシューズがリニューアルして登場
プレスの河野さん曰く「もっともスタンダード」なシップスオリジナルの一足。ハンドソーンウェルテッド製法(九分仕立て)なのに、税抜きなら4万円を切るコストパフォーマンスの高さが支持を得ている。リニューアルにより、日本人に合う土踏まずの絞り込み、ヒールカップを小さくするなどの改良が行われた。4万2900円(シップス 銀座店)
「定番ゆえの安心感と日本人に合うラストの手堅い一足」
(プレス 柏崎智彦さん)
[左]ストラスブルゴの売れ筋No.1ドレス靴
EDWARD GREEN(エドワード グリーンの「チェルシー」)
足に馴染みやすい202ラストと普遍的なフォルムが魅力
エドワード グリーンのなかで最も愛されているといっても過言ではないモデル「チェルシー」。1930年から受け継がれたスワンネックを特徴とし、ビジネスから、フォーマルまで幅広く使える点もファンが多い理由。「初めてのエドワード グリーンとして購入されるお客様が多いですよ」(プレス 柏崎さん)17万4900円(ストラスブルゴ)
[MEN’S EX 2022年3月号DIGITAL Editionの記事を再構成]
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