本格眼鏡とは? なぜ本格眼鏡が必要なのか? どんなブランドがあるのか? を一冊で網羅する『本格眼鏡大全』が発売に。1000本ものフレームが掲載された本書から、ここでは国内外の本格眼鏡ブランドをピックアップしてご紹介する。
WOLFGANG PROKSCH(ウルフギャング プロクシュ)

アバンギャルドなデザインに新次元の快適さが融合
アイウェア業界で30年以上のキャリアをもつデザイナー、ウルフギャング プロクシュ。1980年代後半より「ウルフギャング プロクシュ」などで自身のコレクションを発表するほか、メゾンブランドにもデザイン提供を行ってきた業界の重鎮だ。ドイツブランドらしさを感じさせる、機能性を追求したモダンでミニマルなデザイン。また、どこか無骨でアバンギャルドなレンズシェイプが持ち味で、これまで数々の名作を生み出してきたことで知られている。
そんな彼が手掛ける「ウルフギャング プロクシュ」は、2019年に日本の眼鏡ブランド「フォーナインズ」が生産を請け負うことで、ハイエンドなアイウェアブランドとして生まれ変わった。“モードでありながらも、顔馴染みの良いプロクシュのデザイン”と、“機能・品質を追求し続けるフォーナインズのもの創り”とが、高い次元で融合することで、新しい美しさを提案している。
そんな同ブランドを象徴するのが、「タッチヒンジ」と名付けられたオリジナルの機能パーツだ。曲線美を描く板バネ状のこのパーツは、テンプルとともに頭部を包み込む最適な角度で設計され、新しい次元の快適さとスタイルを提案。ボリュームのあるフレームでも、掛け心地は驚くほど軽く、しなやかだ。
オーセンティックなスタイルに、機能的なエッセンスを加えるプロクシュ氏のスタイル。これを、日本の技術により最高の品質で堪能できるのが、新生ウルフギャング プロクシュの魅力なのだ。
WOLFGANG PROKSCH(ウルフギャング プロクシュ)
BRAND INFO
創業年/1988年
創業者/ウルフギャング プロクシュ
現在地/ドイツ・ハイルブロン
問い合わせ先/フォーナインズ
TEL:03-5797-2249

デザイナー
ウルフギャング プロクシュ
今なおシーンを牽引し続ける業界の重鎮。デザインの分野でもその評価は高く、「WOLFGANG PROKSCH」としてレッドドット デザイン アワードなど数々の賞を受賞している。