
スニーカー通勤をチープに見せない方法はありますか?
2大ドレス靴ブランドのレザースニーカーに頼ってみては?
いまやあらゆる靴ブランドが展開するスニーカーだが、M.E.が考える双璧はジェイエムウエストンとジョンロブ。スポーツブランドとは一線を画すクラス感はもちろん、本格靴とスニーカーの快適さを融合させた履き心地も魅力だ。
JOHN LOBB(ジョンロブ)

フォルム美が光る濃色ドレススニーカー
左:プレステージライン(ジョンロブの中でもハイグレードに位置づけられるドレス靴シリーズ)の名作「エルム」のデザインを踏襲して生まれた「ヘイヴン」。0318ラスト。13万円
中:ジョンロブが誇る大定番のひとつ「ウィリアム」を思わせるダブルバックルスニーカー「ホルム」。しなやかなシボ革は、程よい存在感と軽快さを両立する。0318ラスト。13万円
右:シンプルなレースアップタイプの「レヴァー」。このモデルのために作られた0315ラストは、スニーカーとしてはやや細身の美しいラウンドトウシェイプが絶品。柔和なグレートーンも洗練された印象だ。12万円(以上ジョン ロブ ジャパン)
STYLE
渋いブラウンスーツを足元で軽やかに

スニーカーとはいえ、ドレス靴感覚で合わせられるのがジョンロブならでは。ブラウンスーツとコーディネートすれば、クラシックな渋さとスポーティさが同居した、新感覚のスタイリングに。近年、スーツのドレスダウンはローファーが定石だったが、それに飽きたらこんな合わせにも挑戦してみてほしい。
JOHN LOBBのスニーカー
ココがスゴイ!
ドレスシューズの最高峰であるジョンロブのスニーカーで特筆すべきは、やはりシェイプの美しさ。いずれもスニーカーらしいラウンドトウだが、ドレス靴さながらに内振りのカーブを描いていて、これが品格の源に。当然履き心地にも貢献しており、吸い付くようなフィット感を叶えている。
Point!
同色異素材のさりげないコンビ
踵をしっかりホールドするカップソール
ジョンロブ流の気品が薫る均整のとれたラウンドトウ