Cargo Pants
カーゴパンツ

武骨な表情が男心をくすぐるカーゴ。今回は定番色のオリーブカラーで最適ジャケットを考察した。テーパードシルエットで軍パンを美脚にアレンジした「スペースフィット」。3万3000円/ジャブスアルキヴィオ(エフイーエヌ)
カーゴパンツが活きる!
[アクティブ]JACKET STYLE
ヘビーな骨太パンツは軽快にまとめるべし
ミリタリー由来の骨太パンツに、テイストがかけ離れすぎている重厚なジャケットはミスマッチ。ニットやコーデュロイなどの軽快なジャケットでアクティブにまとめるのが正攻法だ。

右:パンツは左と同じ。ジャケット4万9000円/バグッタ(トレメッツォ) ニット3万1000円/ジョン スメドレー、靴8万円/クロケット&ジョーンズ(以上ビームス六本木ヒルズ)
昨今のカーゴパンツは土臭さがマイルドになり、スラックス感覚で穿けるきれいめなものが増えている。本作もその好例。その持ち味を活かすなら中途半端にドレッシーにまとめずに、リラックスムードを保ちながらで軽快にまとめよう。それがこなれた印象に導く鍵だ。
左ではボルドーのニットジャケットを軸に、白のロゴTシャツやスニーカーで抜け感作り。右では畝のきいたコーデュロイジャケットをクルーネックニットにさらりと羽織り、ホワイト×オレンジで爽やかに仕上げた。
ともにアクティブな素材と色を利かせることで、パンツのラフさを妙味に好転させたのがポイント。カーゴパンツだから、とタートルネックなど無難な大人アイテムを合わせがちな人は、こんなコーディネートでマンネリ打破してみては?
※表示価格は税抜き
[MEN’S EX 2020年11月号の記事を再構成](スタッフクレジットは本誌に記載)