身なり整う、心が晴れる雨の日の装いトラブルシューティング

Q お気に入りの一張羅を濡らしたくない
A 「撥水コーティング」の事前ケアで余裕を保つ
スーツが雨にぬれると、型崩れが起こってしまい、シワやよれの原因になる。雨の日にスーツを守る対策として有効なのが撥水加工を施すこと。そこで、お直し&ケアの名店、サルト銀座の達人に撥水加工について取材した。

コットン素材も水を弾く
夏場に多い、コットンやシアサッカー系のスーツやジャケットは、水気を吸収しやすく、雨に濡れるとシミが目立ちやすい。「コットンはもちろん、リネンや秋冬のコーデュロイなども、その風合いを損なうことなく、撥水加工が可能です。ゴミや汚れも付きにくくなりますので、ベージュや白系といった、夏の洒落着にこそ、実は有効です。雨の日も身綺麗にスーツを着用することが、大人のオトコの余裕にもつながりますから、仕事に遊びにアクティブに攻められますね」(モトさん) スーツのコーディング1万円、納期1週間~。(サルト銀座)

レザーにも撥水加工を
衣服だけではなく靴や鞄などのレザー製品にも撥水加工が可能。雨や水を防ぐだけではなく、汚れや傷の防止にも有効だ。革靴のコーティング1万円、納期約1週間(サルト銀座)
ケアの解説

サルト ディレクター
モト・クオックさん
[MEN’S EX2020年9月号の記事を再構成](スタッフクレジットは本誌に記載)
※表示価格は税抜き