プロゴルフコーチの奥嶋誠昭氏と、ゴルフ大好きゴルフライターの鶴原弘高氏が最新の注目クラブやシャフトを試打計測。気になる性能を徹底レビュー!
HONMA GOLF T//WORLD TR20 440 DRIVER/本間ゴルフ ツアーワールド TR20 440 ドライバー【プロ&アマの最新ゴルフクラブ試打レビュー vol.90】
小ぶりヘッドだけど、難しさを感じない
調整機能とカスタムシャフトで最適ドライバーに

ライター・ツルハラ 奥嶋プロは、前回はヘッド体積460㎤のモデルを試打して好感触でしたよね。今回は、ヘッドが小ぶりな440㎤のモデルを試してもらいましょう!
奥嶋プロ 構えたところ、それほどヘッドが小さく見えないですよ。僕はもともと大きなヘッドのほうが好きなんですが、このぐらいの大きさなら全然オッケーです! ロフト角10.5度のモデルだと、構えたときにフェース面がよく見える。球が上がりやすそうなイメージが沸きます。

ライター・ツルハラ 440と460と横に並べて比較すると、大きさの違いがよく分かりますね。440はクラシックなヘッドシェイプ。クラフトマンシップを持つ本間ゴルフらしさが感じられて、「男前なヘッドやなぁ〜」という印象です(笑)
奥嶋プロ 「バシッ!」
ライター・ツルハラ おっと、もういきなり打っちゃいましたね。いかがでしょう?
奥嶋プロ 構えたときの印象どおりに、球がよく上がります。標準セッティングのままで打つと、打ち出し角15度、スピン量が3000回転前後になりました。調整機能を使って、ちょっと調整してみてもいいでしょうか。
ライター・ツルハラ もちろん、いいですよ。今回は本間ゴルフの他のシャフトもありますから、シャフトも付け替えて試してみてください!

奥嶋プロ セッティングが決まりました! 僕の場合は、ネックの調整機能をOP側にしてロフトを減らし、ソールのウェイトはフェース側を重くしました。シャフトは「VIZARD FD」が良さそうです。では、改めて2パターンのヘッドスピードで試打計測してみます。