プロゴルフコーチの奥嶋誠昭氏と、ゴルフ大好きゴルフライターの鶴原弘高氏が最新の注目クラブやシャフトを試打計測。気になる性能を徹底レビュー!
TAYLORMADE SIM MAX FAIRWAYWOOD/テーラーメイド SIM MAX フェアウェイウッド【プロ&アマの最新ゴルフクラブ試打レビュー vol.88】
大ヒットした「M2 フェアウェイウッド」を彷彿させる
少しやさしく、高弾道・低スピンで飛ばしやすい性能

ライター・ツルハラ 今回は、テーラーメイドの「SIM MAX」のフェアウェイウッドです。昨年発売された「M6 フェアウェイウッド」の後継モデルとなります。
奥嶋プロ 兄弟モデルの「SIM フェアウェイウッド」よりもヘッドが大きくて、構えたときに安心感がありますね。ヘッド形状も少し違っていて、「SIM フェアウェイウッド」が丸型だったのに対して、「SIM MAX フェアウェイウッド」はフェースのトップラインが長く、ヘッド自体が少し面長に見えます。

ライター・ツルハラ ヘッド体積は、「SIM フェアウェイウッド」が180㎤(3番15度)と155㎤(5番19度)、こちらの「SIM MAX フェアウェイウッド」は185㎤(3番15度)と160㎤(5番18度)。さらに160㎤の7番ウッド(21度)が用意されています。
奥嶋プロ ヘッド体積やロフト以外に、何か違いがあるんですかね?
ライター・ツルハラ 「SIM フェアウェイウッド」にはゼイテックという新素材のチタンフェースが使われていますが、「SIM MAXフェアウェイウッド」は従来どおりのC300スチールフェース。それと、ネックが固定された接着式になっているのが特徴ですね。

奥嶋プロ では、今回も5番ウッドを試打してみます。僕の普段どおりのヘッドスピードと、ドライバーのヘッドスピード40m/s前後のゴルファーを想定して打ってみましょう。おりゃ!