鞄の最旬トレンドは、”ミニマム”であること
ベルルッティのレザーミニバッグ「アンジュール ガリバー」

電子マネーにスケジュール、さらにはメモまでスマホで完結してしまう昨今。荷物のミニマム化に合わせ、鞄もコンパクトで洒落たものが欲しいのでは?
そんな貴方には、ぜひこちらの鞄をお勧めしたい。大きさとしては、メンズの鞄としては最小クラス。スマホや鍵や財布など、最小限の荷物で出かけるのにぴったりのサイズで、元々定番型として高い人気を誇っていた。
それが敷き詰められるように施された一面のネイル(釘)により、一際個性的に進化したのだ。
実はこれ、高級靴のソールのトウなどにあしらわれる化粧釘という意匠。実際ベルルッティも下写真のように、ブランド名をあしらいメゾン靴ブランドならではの遊び心を演出する。
アイデンティティを表現したデザインによる、小さくても装いの主役になる存在感。脱帽だ。

サイズは縦17×横24×マチ6センチとかなりコンパクト。革はヴェネツィアンレザーを採用。チェーンに革パッドつきのショルダーストラップも付属。靴はスリムなトウのシングルモンク。細いトウ先の裏に半円を描くように釘でブランド名を記す技術力は流石だ。靴28万円(ベルルッティ・インフォメーション・デスク)
関連記事:「ベルルッティ」の名靴は、2019年秋どう進化した?
お問い合わせ先
ベルルッティ・インフォメーション・デスク
TEL:0120-203-718
※表示価格は税抜き
[MEN’S EX 2020年3月号の記事を再構成](スタッフクレジットは本誌に記載)