
日本で年間約2万6000台を売り上げるMINIの魅力
BMWは10月2日、MINIブランドの新型「ミニ クラブマン」とその上位グレード「ミニ ジョン・クーパー・ワークス」を一挙公開した。
ミニ クラブマンといえば観音開きのトランク(荷室)がトレードマークだが、これは常に新しい扉を開いて欲しいというメッセージが込められている。発表当日はMINIの開発スタッフが登壇し、60周年に絡めてこれまでのMINIの足跡が説明された。そこで繰り返し強調されたのは「パッション」、「ジェントルマン」、「人」という、3つのキーワード。このMINIブランドとしての哲学が60年もの長い間愛され続けてきた大きな要因なのだろう。
その証拠として2018年度(2018年4月〜2019年3月)の販売台数は、2万6000台近くにも登り、外国メーカー新車販売ランキング(JAIA〈日本自動車輸入組合〉発表)のトップを3年連続で守り抜いている。MINIというブランドがより強固なものになってきていることは明白だ。