それが貴兄にとっての1本目や2本目の高級時計であるのなら、仕事や好みの装い、ライフスタイルなどと照らし合わせて手堅く選ぶべきだ。しかし次なる1本はまた違った雰囲気を纏ったものが差別化できてよいだろう。新しい元号を迎え、心機一転。また、折りしも増税を控えている今だからこそ、今回は”3本目の究極時計”を所有する時計を考えてみた。成熟した男の懐の深さを示すためにも、是非参考にしてほしい。
3本目に「クロノグラフ」を選ぶのは、どんな人?

端正なスーツのときはシンプルな3針ウォッチ、ジャケットや休日のカジュアルな装いにはスポーティなダイバーズ……おそらくこういう2本使いは多いだろう。ここに計器がルーツのメカニカルなクロノグラフが加わることで、袖口の表現はぐっと豊かになるのだ。