ドレス、ドレカジ、カジュアルの3タイプの靴を履き分けることが、今の時代に合った印象を築く要。とはいえ、人それぞれで好みの靴のテイストは異なるだろう。そこでここでは、靴の嗜好ごとに、ベストな3足を考えてみた。
「王道を好む人」の本格3足
靴は老舗の名門シューメーカーに限るという”王道”好きにおすすめの3足。ファッションのトレンドがいかように変わろうとも、常に絶大な安心感をもたらす。

【1.ドレス】
EDWARD GREEN / エドワードグリーンのバークレー
エドワードグリーンを代表するパンチトキャップトウの黒アッパー版。よりドレッシーな印象が強く、弔事をのぞくフォーマルなシーンをカバーできる。もちろんビジネスでのここぞの場面にも相応しい。木型は「82」。15万9000円(エドワードグリーン銀座店)
【2.ドレカジ】
JOHN LOBB /
ジョンロブのストーウェイ
紳士靴界の絶対王者ジョンロブ。こちらは全面に穴飾りを配した定番フルブローグ靴で、気品とカントリーテイストが調和していることから高い人気を博す。スマートなフォルムかつ、トウ周りに英国らしい丸みを与えた端正なラスト「8695」を採用。23万円(ジョン ロブ ジャパン)
【3.カジュアル】
J.M.WESTON /
ジェイエムウエストンの180
ブランドの代表作にしてフレンチローファーのアイコン。一見朴訥としているが、きりりとウォールが立った伝統の木型「41」や、美しいモカ縫いにより独特の気品が香る。休日はもちろん、クラシックなスーツを洒脱に攻略したいときにも好適。10万円(ジェイエムウエストン 青山店)
※表示価格は税抜き
[MEN’S EX 2019年1月号の記事を再構成](スタッフクレジットは本誌に記載)
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