いつもと違うシャツタイで攻めたいが、強く主張しすぎないか心配……。そんなときは、ニットやベストでVゾーンの面積を狭めるテクが有効だ。それに慣れてきたら、ニットやベスト自体も攻めたものとしながら全体の調和をとる、応用技にステップアップしよう。

暗色のベストで柄同士を馴染ませる
英国的なグレンプレイドは昨今人気だが、スーツやジャケットではなく、身体の真ん中に垂らすタイで取り入れることに怯む人もいるかもしれない。特に服のほうも柄入りの場合、うるさい印象となりがち。そこでここではダークネイビーの襟付きベストをIN。Vゾーンの面積を調節することで、3ピーススーツ的に全体を落ち着いて見せることが可能だ。

トラッド感はそのまま、親しみやすさup
レジメンタイ×ストライプシャツはトラッドの王道コーデ。ただその両者のストライプがくっきりしていると、若干押しの強いVゾーンとなる。もう少し印象をニュートラルにしたいなら、ニットの柔らかな質感に頼ろう。ここではスーツのネイビーとタイのボルドーとの中間的な、パープルカラーのケーブル編みベストをチョイス。ぐっと優しげな雰囲気を演出している。
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※表示価格は税抜き
[MEN’S EX 2018年11月号の記事を再構成](スタッフクレジットは本誌に記載)