待ってました!と歓喜の本邦本格上陸
間違いなく今年の日本時計界のビッグニュースのひとつだ。これまでも時計愛好家達から絶大な人気を誇ってきた”チュードル”が、今年、ブランド名を”チューダー”に変えて、日本に正式上陸する。
元々、英国のチューダー朝に由来するとあって、本来こちらが正式な呼び方。リューズには、象徴として王朝の紋であるバラが刻まれている。そして、卓越した技術を擁するロレックス社のアフターサービスを享受できることとなった。現代性と信頼性を備えた作りに加え、デザインや自社ムーブメント開発など独自路線も追求。さらにチューダー伝統のファブリックストラップは、”ハズシ”としての抜け感も。遊びとツウ好みな作りをもってして、これから新時代を築いていくことになるだろう。
TUDOR
チューダーのブラックベイ フィフティ-エイト

ゴールドレターや径39mmというサイズなど、ダイアルデザインは1950年代にチューダーが手がけたダイバーズウォッチからインスピレーションを得たもの。独自開発の自動巻きムーブメントMT5402を搭載。200m防水。SSケース×ファブリックストラップ。
オリジナリティとオマージュを巧みに融合

左:ブラックベイ GMT(SS×ファブリックストラップ)35万円(以上日本ロレックス)
12時位置の盾の紋章や、短針の”スノーフレーク”など、伝統のデザインを踏襲。共にブレスレットはSS、レザー、ファブリックの3タイプ。41mm径で約70時間パワーリザーブを持つ自社製ムーブメント搭載。
※表示価格は税抜き
[MEN’S EX 2018年11月号の記事を再構成](スタッフクレジットは本誌に記載)