至高のブランドはなぜ「見た目がいい」のか—見映えの究極は”自然体”にあり
誰もが認める”映える”スーツが知りたい
世界に認められる至高のブランドの共演。これらに共通するのは確かな個性を備えながらも、奇をてらっていないところ。いわば自然体=シンプル。それゆえに着る人自身の”着たい”という想いにもシンプルに寄り添ってくれる。そんなシンプルの共鳴。その先にこそ、究極の見映えはある。
GIORGIO ARMANI
ジョルジオ アルマーニ

「タッチのいい生地が伸びたら最高」そんな欲求の行き着く先
まだ、逞しい構築感を備えたスーツこそが最良だった時代に「デコンストラクション(構造物の解体)」を打ち出し、常識を覆したのがジョルジオアルマーニ。寛ぎにエレガンスを見出す帝王の美学は生地選定にも表れ、写真のスーツには極めてしなやかなカシミヤストレッチ生地が用いられる。「いい生地で動きやすく」。そんな欲求にシンプルに従った結果、グラマラスなフォルムながら、極上の着心地が楽しめる一着が生まれたのだ。

柔らかで滑らかな素材は、ポリウレタン混の上質なカシミヤ地。ドレッシーながら伸縮性に富み、快適な着心地を後押しする。
※表示価格は税抜き
[MEN’S EX 2018年10月号の記事を再構成](スタッフクレジットは本誌に記載)