人気の着回し企画第3弾は、伊勢丹新宿店のビジネス クロージング担当バイヤー、山浦勇樹さんが20アイテムを使用して、季節の変わり目を救うオン・オフスタイルを披露。限られたアイテムで、ビジネスの慎み深さ、プライベートの寛ぎは、どう表現するのか? 9月17日〜23日の一週間、毎日更新するコーディネートをチェックしよう。(全20アイテムはこちらのリンクを参照)

国内出張こそ敬意が伝わるきちんとした装いで
都会では最先端の機能スーツも、所変わればだらしない印象を与えかねない。第一印象からマイナス評価を受けてはもったいない。特に国内出張では心しておきたいポイントだ。水曜日にパンツのみを単体で着用したグレースーツが、今日は上下セットアップ使いで再度着回し!
「国内出張などで遠方の取引先を訪問するときは、適度に緊張感のある着こなしで。長距離移動ともなれば、ついラクなジャージー素材や機能素材に逃げがちですが、自分にとって心地いい服装は、相手にとっては礼儀を欠いているように映ることも。相手への敬意を示すのであれば、グレー無地のダブルスーツを軸にした紳士的な装いなら間違いありません。また、天候が急変しやすい土地や寒冷地に赴く場合は、パッカブルのコートなどを忍ばせておくと役立つことがあると思います」(バイヤー山浦勇樹さん)
全身を定番色でまとめたところも好印象。ここではパッカブルコートのテラコッタ色に合わせて、ネッカチーフのテラコッタ色部分が見えるように胸ポケットに挿して、ほんの少しだけ洒落感を盛っている。
下の20アイテムの中から……
