ドレスウェアのマイスターが徹底指南
中村さん、”上質”の見分け方ってありますか?

買い物が劇的に変わります
質の良し悪しはどこで見分けるのか?ドレスウェアのプロフェッショナルであるビームスの中村達也さんがM.E.読者に徹底指南。これさえ押さえればもう買い物で迷うことはない。

右:ビームス クリエイティブディレクター
中村達也さん
ドレス部門を統括するトップ。スーツをはじめとするドレススタイルに精通し、エレガンスとは何かを教えてくれる貴重な存在。
左:ネクステージグループ 総務部部長
壇 隆平さん
住宅リフォーム会社にて新規事業の立ち上げや学生の採用を担当。管理職として、採用担当として見栄えのよい装いを心掛けている。
「上質」の見分け方 —シャツ編—
「シャツの顔である襟の立体感を見極める」
スーツスタイルで目立つのは、シャツの中でも襟元の部分。着用したときに襟元がせり上がるように計算されたシャツなら、ノータイ・ノージャケットでも好印象を維持できる。

【見分けPOINT1】
襟を広げて置いたとき台襟の端がカーブしているか?

クールビズ中の今から、使える情報。「台襟の両端が上向きにカーブしているシャツなら、着たときに襟元がグッとせり上がるため、ネクタイを締めてもノータイでも端正に見えます。私たちが取り扱うイタリアのシャツは特にこの仕様に拘って別注していたりします」
中村 まずは襟を広げてみましょう。
壇 試着の前にチェックですね。