今、センスよく着こなすなら”あえて”が正解
王道アイテム、今どきの選び方と使い方
一度は袖を通したことのある、時代やトレンドを超越した名作。定番ゆえに既にお持ちの方も多いだろうが、”今”を考えると新たな選択肢が必要になってくる。モノは変わらずとも、”あえて”な視点で定番を選べば、新鮮味をもって着られるはずだ。

タンスの中の”クラシック”ではなく、今どきフィットを
ポロ競技用シャツを出自に1896年に生まれたのが、王道のオックスBD(ボタンダウン)シャツだ。もちろん読者諸兄もお持ちだろうが、それはレギュラーフィットのマディソン、という方も多いのでは? 今どきに着るならスリムフィットのリージェントを。2016年に細部のリニューアルを行なっていることもあり、今一度買い直すべき1枚だ。1万9000円/ブルックス ブラザーズ(ブルックス ブラザーズ ジャパン)

How to USE
薄手のハイゲージが多い春ニット。シャツが身頃に余りのあるフィットでは、特にオックス地だとゴワつき感が表れてしまう。スリムフィットならスッキリまとまり、ハイゲージニット×イージーパンツの軽快な印象となる。
[MEN’S EX 2018年4月号の記事を再構成]
撮影/平井敬治、岡田ナツ子、武蔵俊介 文/吉田 巌(十万馬力)、安岡将文、桐田政隆 スタイリング/武内雅英(CODE)
※表示価格は税抜き